テキストサイズ

溺愛禁止。

第18章 二人の未来は…?

店長がそんな風に言ってくれるなんて…



私は嬉しいことばかりで泣いたり笑ったり
忙しかった。


三人ともいつもよりも
飲み過ぎてしまったみたいだ。



「蓮が帰って来たら籍入れるんでしょ?」

「はい」



「式は挙げないの?」


「二人ともその気が無くて…

写真は撮ろうね、って言ってますけど」


「家はどうするの?」


「新しいお店が私の勤め先からも近いので
その周辺で探そうかって話してて…」


「ちゃんと信じてるのね?」


…?


「当たり前なんだろうけど、一年も前に話し合った話でしょ?

それを信じて待つって、よっぽどだわー。」



私には出来ない、と月子さんは笑うけど


私達には信じる気持ち以外は無いから…。





「恋実も、うちの店で働けばいいのに」


「こら、月子止めとけって」



…?





「だって4人で働いた方が絶対楽しいのに」






ストーリーメニュー

TOPTOPへ