秘密の時間は私のもの
第16章 覗き見る者
〜〜〜〜〜〜〜〜
別に小さな刺くらい家に帰るまで我慢できるものを
何故か俺は保健室に向かってしまって。
案の定後悔している。
見えたのは保健室には入らずに竚む滝波。
何やってんだ?あいつ
保健室の中をすごく凝視しているように見える。
中に人がいるのだろうか。
だとしたら、あれだけ見られて気付かない奴はいない気がするが
滝波のことだ。
恐らく、中の奴にとっては死角になるようなところにいるんだろう。
にしても邪魔だ。
今になって痛みが来ているから是非、どいて欲しい。
いや、別に、そのまま行ってもいいのだが...
さっきのこともあってかどうにも足が動かん。
しかし、止まっていても痛みが増すだけと思い
足を動かした時、出てきた疑問。
中に人がいるとしても、入らない理由ってなんだ?
そんな疑問と共に、次は首に痛みと苦しさを得た。
「ぐえっ」
どうやら誰かに襟を引っ張られたようで。
誰かなんてここにはもう1人しかいないわけで。
別に小さな刺くらい家に帰るまで我慢できるものを
何故か俺は保健室に向かってしまって。
案の定後悔している。
見えたのは保健室には入らずに竚む滝波。
何やってんだ?あいつ
保健室の中をすごく凝視しているように見える。
中に人がいるのだろうか。
だとしたら、あれだけ見られて気付かない奴はいない気がするが
滝波のことだ。
恐らく、中の奴にとっては死角になるようなところにいるんだろう。
にしても邪魔だ。
今になって痛みが来ているから是非、どいて欲しい。
いや、別に、そのまま行ってもいいのだが...
さっきのこともあってかどうにも足が動かん。
しかし、止まっていても痛みが増すだけと思い
足を動かした時、出てきた疑問。
中に人がいるとしても、入らない理由ってなんだ?
そんな疑問と共に、次は首に痛みと苦しさを得た。
「ぐえっ」
どうやら誰かに襟を引っ張られたようで。
誰かなんてここにはもう1人しかいないわけで。