テキストサイズ

秘密の時間は私のもの

第37章 ハピエン厨ですから

べ、と舌を出し、俺の口元に自らの手を差し出している。



.....これは....口の中の出せ、ってことか...?



そう察し、颯太のブツから口を離し


素直に颯太の手に口の中の白濁を出す。


貰った颯太は嬉しそうに笑って、俺の頭を撫でる。


なんだか恥ずかしかったが、嬉しい気持ちも半分。



....ん?

そういや颯太、んなもん貰って、どうす...



考えてる内、颯太のお尻は上野に向けられていて。


上野の手には、恐らく俺の口内にあった白濁。


......これは、もしや...



「ん.....上野、慣らして....?」



颯太は自らの手で菊門を広げ、おねだりポーズ。


上野の手にある颯太の白濁は、恐らく潤滑油の代わり。


その光景を見せられ、俺はただただ思う。


なぜ。


なぜ、慣らすのが慣れている俺ではなく上野に....


ぎろっと上野を睨むが、その気持ち、サーッと消えゆく。


多分生涯初めての状況に、上野は固まっていた。


思わず吹き出しそうになる俺とは反対に、シュンとする颯太。



「あ、ごめんね.....やっぱ、気持ち悪いよね」



体をさっきと同じ体勢に戻そうとする颯太を


上野が必死に止める。



「ち、違う!
ただ、その....やり方が、分からなくて...
傷付けるの、嫌だし....」



おうおう。


上野らしい理由だこと。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ