テキストサイズ

ひまわり

第3章 慰めとは.......?

第三者side

彩は少し震えていた

その理由は、彩が自分自身に謝るのと同じことをしようとしているからだった


彩は潤を自分と重ねていた


身体を売る自分が惨めで、、、、。


それを潤に当てていたのだ。


カランコロン

彩「松本さんいますか?」


彩のその一言で全てが静まりかえった

数秒の沈黙


大野「松本を指名ですか?どうぞこちらへ」


大野の相変わらずなテンションに、彩は救われた


2人は部屋に入ると気まずい雰囲気になった


彩「あの.......この前はごめんなさい。」

潤は目を見開いて驚いた


彩が頭を下げていからだ


また、静かになると


潤は言った「いいよ。こっちこそ、この前無理やりごめん。本当怖かったよね。」


彩「違うよ、、、、あの時ね、嬉しいと思った。 .......自分でもわからないの、けど、抱かれてもいいと思ったの。」



彩は2人にしか聞こえないような声でぽつりぽつりと
自分の気持ちを告げた



それは、成り行きだったのかもしれない、けれど2人は
そんなことどうでもよかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ