年上のカノジョ
第8章 ひかると友洋
さっきは「ひかるさんのことよく知らないから友達から」なんて言ったくせに、「好きになっちゃった」なんていい加減な奴だと思われるだろうか、という心配はあったけど、好きになっちゃったことは事実で。
「都合のいい奴だ、って思うよね…?」
ひかるさんは頭を横に振った。
「友洋君、私のことあんまり知らないって言ってたけど、いいの?」
ひかるさんは軽く首をかしげる。
その仕草がまたとてつもなく可愛らしい。
「今こうして一緒にいることでわかってきたこともあるし、付き合いながらわかってけばいいよ」
「もし…もし、とてつもなく嫌な女だったら?」
「そん時はそん時だよ。でもさ、よく考えたらひかるさんだってオレのことそんなに知らないでしょ。それなのに、いいの?」
彼女は少し考えてから言った。
「そういえば、それもそうだよね」
付き合うのやめようか?というセリフを想像した瞬間、胸がぐっと苦しくなった。
でも、ひかるさんの答えは意外なものだった。
「都合のいい奴だ、って思うよね…?」
ひかるさんは頭を横に振った。
「友洋君、私のことあんまり知らないって言ってたけど、いいの?」
ひかるさんは軽く首をかしげる。
その仕草がまたとてつもなく可愛らしい。
「今こうして一緒にいることでわかってきたこともあるし、付き合いながらわかってけばいいよ」
「もし…もし、とてつもなく嫌な女だったら?」
「そん時はそん時だよ。でもさ、よく考えたらひかるさんだってオレのことそんなに知らないでしょ。それなのに、いいの?」
彼女は少し考えてから言った。
「そういえば、それもそうだよね」
付き合うのやめようか?というセリフを想像した瞬間、胸がぐっと苦しくなった。
でも、ひかるさんの答えは意外なものだった。