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あの日が変わった物語

第3章 休み

智「和也…!」

智はびっくりしたように言う。

和也「あっ…ごめん…!智…!」

あれ…おかしい…

和也「あれ…なんで…?」

キスをしたのにどうして子犬に戻ってないのだろう…

智「そう言えば子犬に戻らないの…?」

智も疑問に思っていた。

和也「分かんない…でも…」

俺は智に抱きつく…

和也「人間の方が智と一緒にいられる…」

智「うん…」

俺は智のことが好きなんだ…きっと…

でも…忘れちゃダメだ…

子犬は人間じゃない…

人間じゃないから本当に人間に恋しちゃダメなんだ…

俺は智を飼い主としてもっと好きになった。

この暖かい感じ…

優しい声…

離れたくないと思った…

こんな気持ちになったのは智が初めて…

俺たちはまた新しい日々が始まった…

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