無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

～Ryuji Side～

打ち合わせも終わり、ジムで体動かそうかな～、なんて考えていると、携帯のメールを知らせる音が鳴った。

送り主は…、「りんちゃん」。
「ヤッター！」
「隆二うるせえ。」
「すみません…。」

はしゃいで怒られながらも、メールを開いた。
そこには、「岩ちゃんからチケット貰いました！　ライブ、れんと一緒に遊びに行くね！　レッスン頑張って！
P.S.岩ちゃんによろしく！　鈴音」と書いてあった。

…え？　来てくれるの？
れんちゃんとりんちゃんが？
まじで？

「よっしゃー!!」
「だからうるせえ、っつってんだろ！」
「NAOTOさん、すみません…。　…でもでも、聞いて下さいよ！」
「は？　何？」
怪訝そうに聞いてくるNAOTOさんに、満面の笑みで言った。

「りんちゃん、ライブに来てくれるそうです！」
「…マジで？」
「はい！」
「ヤッター！」
…結局はそう言うリアクションとるんじゃん。（笑）

…その情報がメンバーの間に瞬く間に広まり、数日が過ぎた。

皆も、練習に気合が入ってる。
「マネージャーの前で失敗できない！」
とか、
「失敗したら怒られるよ！」
とか散々言ってる。

…俺も、頑張らなきゃな。
最高のパフォーマンスを見せよう！