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相葉君を返して…!

第1章 夢の中

すると君は…

「俺は思わない。」

雅紀「へっ…」

「たまたま一緒になっただけ。なのに何で全てを決められないといけないの?あ〜やだ。嫌だ、嫌!」

雅紀「そんなこと思ってないよ…」

「今日だってバカにしてた。みんな思ってるよ。俺がいなくても自分達でできるって。」

雅紀「それは…」

そうかもしれない…

みんな俺よりできるから…

これ…みんな俺の本心…

「俺はいらない。あんな偽物の友情。作り上げた友情なんていらない。」

雅紀「ぁ…っ…」

「そうだよね?もう一人の俺…?」

雅紀「違う…よ…」

そんなこと…

「少し君も疲れたよね?しばらく休むといいよ。」

雅紀「み…んな…」

俺はそこで意識を途絶えた…

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