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特別刑務所(仮)

第20章 現在。

抱き合いながらお互いに疲れ眠る。
そう、いつも九条に甘えてた俺はこの日やらかしてしまった。
シャワーの浴び忘れ・・・


「ん?あれ瑠依がいない。」


そう、俺は極度の腹痛に苛まれただいま絶賛トイレ中。
吐きそうな程の腹痛・・・
トイレから出られない。
珍しく先に起きた俺を心配してかそれともただ単に、シャワーを浴び朝食を作るためか分からないけど九条は部屋から出てきた。


「くじょーー」

寝室が開く音を聴き俺は
悲痛の叫びをあげる。
いや、実際叫んではないが・・・
と、とにかく俺は助けを求めました!
なのに、ガンスルー。
ひどい。
ま、たぶん気がついてないだけとは思うけど・・・


「くそ!鬼畜!!悪魔!性欲魔!!ハゲ!」

側にいないから言える。
いたら俺殺されちゃう。

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