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特別刑務所(仮)

第22章 瀬川。

「プールって言うのは学校ので説明すると長さ25m幅15m、深水1.2-1.5mの四角い箱形のものに水が張ってあってそこで泳ぐの。」
「・・・・・・ああ!要するに巨大なお風呂!」

俺がそう言うと二人はそれとは違うけどと、苦笑いをする。

「ま、行けばわかるよー!あ、そーだ!お買い物券で水着買って帰ろうよ!」

瀬川の意見に狩野が賛成する。
そう言えば、お買い物券使ってなかったな。
どこに閉まったっけ?

そんなことを考えていたら最後の授業のチャイムがなる。
机の上に教科書とノートをおき授業の準備をする。

「あー、みんな、授業の前に少し話がある。知っての通り我が校では来週より水泳の授業が始まるのだが、今年から水泳と陸上が選択可能になったので、各自この紙に記入するように。締め切りは明日の放課後までにする。」


そう言って先生は黒板に紙を張り付けた。

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