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特別刑務所(仮)

第22章 瀬川。

「るーちゃん!いい、この暑い日楽しみはひとつ!!」
「あ、わかった!クーラーの効いた部屋で九条にくっついて寝る!!」
「違うよ・・・
ていうかくっついて寝てるの?」

え?違うの?
てか、くっついたらダメ?

「え、皆はどうなんだよ!くっつかないの?」
「えー、俺寝相悪いからー和のこと蹴り飛ばしちゃうしー」
「俺の場合くっついたら朝まで何されるかわからないし」

あれ?
そうなの?
てっきりそうかと・・・

「じゃあ、なに?」
「だからー、プール!」
「プール?プールって・・・なに?」


俺の質問に少し固まる二人。
その二人は顔を見合わせ俺を見る。
そして、狩野がおもむろに説明を始めた。

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