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特別刑務所(仮)

第23章 政府。

「瑠依は動けない方が感じるの?」
「な!そんなこと!」
「あるだろ?期待してるくせに。ほら、もう立ってるぞ?」

九条に言われ顔を少し起こすと小さな突起が二つ。
赤く立っていた。

「こんなにして、まだ違うってしらばっくれるの?」
「ん、ゃー」
「やなら、止めようか。」

中途半端にさわられた体は次を期待するかのように疼く。
だが、九条は言葉通り俺に触れようとしない。

「九条、止めちゃ・・・やだ」
「触ればやだ、止めてもやだ、か・・・
ま、仕置きだし瑠依の言う通りにする必要はどこにもないしな。」
「やだ!元、お願い」

しかし、俺のお願いもむなしく九条はベッドを降り部屋を出ていってしまった。
一人取り残され、寂しげにドアを見つめると、意外にも早く戻ってきた。

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