real game
第1章 異世界の扉
今日も変わらない1日を過ごすはずだった…
「…ぃ…悠哉!!」
悠哉「ん…?」
目を擦りながらムクッと
起き上がる。
「やっと起きたか…呑気な奴…」
コイツ…俺の幼馴染みの桐生 翔。翔はいつも一言多いんだ。
「よかった。悠哉、全然起きてくれないから、死んじゃったかと思ったよぉ(泣」
悠哉「勝手に殺すな(笑」
泣きながら、俺に話掛けてるコイツは中津 沙羅…
童顔で小柄で可愛らしい感じの女の子…実は毒舌なんだよな…
「あー、沙羅泣かしてるー」
悠哉「うっせーよ」
茶化してるコイツは、海藤 明希…女みたいな名前だけど、男なんだよな…(笑)
翔「悠哉、お前今の状況把握してないだろ?」
状況…?
状況もなにも、俺らゲームし…
悠哉「え゙?!」
翔「やっと気づいたか…」
悠哉「ここは…どこだ(笑)」
はい、俺状況把握してないです。
沙羅「悠哉ぁ…頭の打ち所が悪かったんだねぇ(泣」
ヲイヲイ…然り気無く酷いこと 言ってませんか?(笑)
翔「いつもの事だろ…」
明希「そうそう♪」
皆…ひでぇ…