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翔「で？俺らにどーしろと？」


翔はぶっきらぼうに
言いはなった


健斗「それはその…」



翔「はっきりしろよ」



言葉で詰め寄る…

多分、翔には健斗が今から
言おうとしていることが
わかっているのだろう…



悠哉「お前さぁ…わかって言ってるだろ(笑)」



翔は一瞬ﾆﾔﾘとして
すぐ元の表情に戻した


俺はそれを見逃さない


悠哉「翔…それたち悪りぃ」


苦笑いしながら
つっこんだ…


翔「これを健斗に言わせないとﾐｯｼｮﾝ始まらないから仕方ないだろ」


翔が耳打ちしてきた


悠哉「まぢで!?」


翔は慌てて俺の口を塞いだ


翔「バカ!!声でけぇよ」


く…くるしい…
こいつは手加減と
言うものを知らないのか…


俺はｳｸﾞｳｸﾞ言いながら
うなずいてみせた



悠哉「おまっ?!俺を殺す気か!!」

翔「かもな(笑)」



ふざけた俺らを
上の空で見ている健斗…


健斗「実はな、今まで連れ去られた娘達を助けてほしいんだ…」