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片思い

第11章 混乱


「これで終わり…なの…?」
めいに聞かれた。


終わりという言葉を聞いて
胸に鈍い痛みが走る。

おわ…り…か

「終わらなきゃ…。
これ以上はもぅ無理だよ…」

「れい。本心は違うんじゃないの?」

「っ…!!」

「好きで好きで仕方ないんでしょ?
諦めることなんて嫌でしょ?」


めいが必死になってくれてる。
わかってる…


わかってるけど…


「……っそ!そーだけど!!!
………これ以上は…傷つきたくないよ…」


めいが切なげな表情で私のことを
見つめている。

「そつかぁ…れいが無理なら仕方ないよね…でもね、無理に心を閉じ込めたりは絶対にしないでよね?」

「うん…ありがと…」

「さぁ!パフェ食べにいくぞ!!」


「え?パフェ??あの特大の?」


「当たり前!!やけ食いが一番発散できるよ!(笑)」

やけ食いって…www

「いく!クス」

私たちはパフェを食べにいった。
最後の方は甘すぎて吐きそうになったけど
笑いながらパフェを食べた。

心残りは消えないけど
めいのおかげで明るくなれた。

「うち、もぅギブアップーおぇ…」

「あたしも無理…」


忘れたいよ。
でも忘れたくないよ。

この矛盾してる気持ちをだれか
解き明かして…

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