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私は官能小説作家の素材

第4章 関係と役目

そして翌朝。
既にあの人が居た。


「ちょっとぉ!何この小説!!」


ゆっくり目を開けると、そこには例の『すず子』がケイスケの家に訪問していた。うるさい女ではあるが、顔立ちは凄く綺麗なので、何も言えない…。

「すず…お前が口出し出来ることじゃない」

「だーったら、なんだっけ…真菜ちゃんに読んでもらいなさいよ!今までで一番悪いわ」


え、私?めんどくさいなあ…

「ま、真菜ちゃん、漏れてるよ」

「へっ…!!」


私は、ここでスッキリ起きてしまい、顔が少しずつ青ざめていく。



「かーみーやー…?」



ひぃっ!!

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