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私は官能小説作家の素材

第4章 関係と役目

真菜の小柄な体を大きな手で押し付け、耳を舐める。真菜の耳からすぐ聞こえる。彼の唾液のすする音が煩いくらいに…。


少しずつ興奮する、自分もいた。


「はぁ…んはっ…」

たまに噛まれると、少しビクっと体を震わせてしまう。

「やめてっ…」

「なに、誘ってるわけ」

「ち、ちがいますから…んぁっ」


勝手に流れ出てくる喘ぎ声。もっと、彼を興奮させていくのだが止めたくても止められない。

「耳真っ赤…」

若干照れているのか、分からないが顔を少しそらす。

「そんなことない…です…」

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