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happy endingは永遠に…

第1章 未来

11月の後半…
「オーナー、俺は今日で辞めます」
「今までよく頑張った。お前には少し休憩が必要だな。この期間によく休んどけ。」
はっ?この期間?その言葉の意味がわからず聞き返した。
「それってなんか意味深すね。どういうことですか?」
「半年たったらこの店に戻って来い。」なるほどな。
「無茶言わないでくださいよ。俺辞めたんすよ?」

「絶対王政。俺の言うことは正当化せざる得ない。」
「俺は何を言われても戻らない」
オーナーは、苛ついたように親指で、
ジッポーをイジリ出した。

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