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妄想はご自由に

第3章 妄想と現実

とある普通の日
この日から普通でなくなった
妄想女に春が来た?

「村上さん 今夜空いてますか?」

総務部の塚原さんだ
こんなイケメンが私に何の用?

「空いてますけど」
悲しいけど毎日空いてる

「今夜、一緒に食事に行きませんか?」

・・・・?

これは 夢? 妄想?

訳が分からず駅で待ち合わせることになった

しかもこんな日に限って仕事が早く終わった

半信半疑で向かうと
塚原さんが手を振って待っていた

・・・・ ウソ  じゃない

しかも予約してあったレストランに連れていかれた

   マジ?????

こんなイケメンが私なんかと?
確かに塚原さんは独身だけど
女関係はハデって聞いたことがある
なんで私みたいな普通な女子に?

「予約の高田です」
彼が言うと、スタッフが案内してくれた

なぜ私1人?

振り向くと塚原さんが手を振っていた
高田って誰??

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