テキストサイズ

妄想はご自由に

第6章 実家はリア充

久し振りに実家に帰った。
姉が二人目を出産して帰ってきたからだ。

産まればかりの赤ちゃんは可愛いが
疎外感が半端無い

「この子が抱き納めかしら」

母が赤ちゃんを抱っこして私を見る

うるせぇ!!

「紗希は、白馬の王子様を待ってるんだよね」

母がそっかぁと肩を落とす

久し振りの実家での夕食は賑やかだった

ちょっと年老いた両親と
ピシッとイケメンのお義兄さん
その隣に笑顔の姉
私の隣で、夢中でご飯を食べている甥っ子

居間では赤ちゃんがスヤスヤ寝てる

ストーリーメニュー

TOPTOPへ