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先輩と部活

第2章 類先輩と部室で



「うん、あのさ、れなちゃんて俺の歌凄い嬉しそうに聴いてくれるよね。それが凄い嬉しくてさ」

えっ…
う、嬉しい…?

「あ、あれ違った?」

類先輩が焦りながら私に問いかける

「いえっ!私、類先輩の歌声大好きです!」

真剣な眼差しで類先輩を見た

「ほ、ほんと?良かった…勘違いじゃなくて。勘違いだったら凄い恥ずかしかった」

ホッとしたような顔で類先輩が言う

なんだ、全然話しやすそうな人だ、類先輩

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