テキストサイズ

短編集!!

第5章 修也(高校生)×莉奈(小学生)


俺は馬鹿だ。それは認める。

だか、最下位になるほど馬鹿ではないと思っていた。

俺は今の今まで…びりから2番目だった。それが、それが…最下位だなんて。



「くそっ…どうして俺は…馬鹿なんだよ!!」

そう言うと空き缶を蹴り飛ばした。

「ごめん。修也、私馬鹿な男は嫌いなの。だから別れて。じゃあ…」

今日は最悪な日だ。俺は最下位を取って、挙げ句の上に馬鹿な男は嫌いなのと言われ、降られてしまった。

「キャッっ…」

危ない…過去に浸るところだったぜ。
今日あったことは過去だ!きっとな!

「グスっ…ふぇっ…」
どこからか、幼い女の子の泣き声がした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ