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はっ？なぜ私が人質にならないといけないのよ！？

「ちょっと…離しなさい！」

人が優しく言ってるうちに聞けよ！
コ…ﾉヤロー。

「ぐはっ…。」
えっまだやってないんですけど！

「二度と俺の前に姿見せるな。」

ビクッ
裏通りの方から低音ボイスが聞こえてきた。

「大丈夫ですか？」

そう言うと、その男は手を差し伸べてきた。

ドキッ…

その男性はイケメンだった。

「あなた名前は？」

「俺か？俺は葵だ。お前は？」