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浮気断定社

第7章 新たな幸せ

「あれがあなたの本質ですよ。」



無表情なゆりが抑揚のない声で答える。



佐和子にボロボロのソファーを勧めた。


勧めらるままに腰かける。



奥から女社長が現れた



「きのうは面白いものみせてもらったわ」



佐和子はまた俯く



「相沢さん


 ピンヒールもいやらしい下着も


 これからもお役に立ちますね」



ゆりがコーヒーを出しながら


興味なさげに言う



「ゆりさん、わたし...」



「はじめからわかっていました。


 だから、


 相沢さんはうまくやれるといったのです」





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