A heart and wound
第3章 変化
潤「ていうか翔くんさ…相葉ちゃんのどこが好きなの?」
翔「うへぇっ⁈」
急な質問に変な声が出てしまった。
ていうか、元とはいえ、好きだった人にこんな質問されるの、すげー複雑…
翔「…いやーどこ?どこかなー?…何があっても隣で笑ってくれるとこと…俺のことを好きでいてくれるとこ。…って、恥ずいからっ///」
潤「…そ、なんだ。…い、いやー俺まで照れるわ。」
潤は、そういうと顔を手で覆った。
翔「自分から聞いたくせに、なんだよ〜!」
…そういえば、初めて考えたかも。
雅紀の好きなところ。
翔「…てかさー潤は好きな人いねーの?」
潤「お、俺⁈」
自分に振られると思っていなかったようで、困惑した顔を俺に向けた。
…聞いちゃダメだったかな?
翔「いや、言いたくなけりゃいいんだけどさ。」
潤「…い、いるよ。…でも…どれだけ想ってても、手が届かない人なんだ…」
翔「わかんないよ、そんなの!」
潤「わかるよ…」
そう消え入りそうな声で呟いた潤があまりにも切なそうに笑うからそれ以上何も言えなかった。
俺まで胸がきゅーとなって苦しかった。
…潤にはそんな顔して欲しくないよ…
やっぱり、幸せになってほしいから。
潤「…あ、ニノ駐車場に着いたみたい。」
翔「お、じゃあ駐車場行くか!俺もだから。」
立ち上がり、エレベーターで地下の駐車場に向かった。
駐車場に着くと、すぐ近くに、にのの車が止まっていた。
近づくと、にのは車の窓を開けて、そこから顔を覗かせた。
和「あ、翔さんも一緒だったんですね」
翔「そう、ちょうど仕事もなかったから。」
和「そうだったんですね?…あ、潤乗りなよ。」
俺の後ろにいた潤にそう、声をかけた。
…ん?
にのって、潤なんて呼んでたっけ?
潤「…あ、う、うん。」
そう言って、潤は反対側にまわり、助手席に乗り込んだ。
…潤の態度も、いつもと違う気がする。
翔「…じゃあまたね!気をつけて。」
和「はーい。翔さんも!」
そう言って、にのは手を振って、車を発進させた。
…帰るか。
自分の車に向かい、乗り込んでエンジンをつけた。
…なぜだか、2人を見てもやもやした。
それを掻き消すように、車を少し乱暴に発進させた。
翔「うへぇっ⁈」
急な質問に変な声が出てしまった。
ていうか、元とはいえ、好きだった人にこんな質問されるの、すげー複雑…
翔「…いやーどこ?どこかなー?…何があっても隣で笑ってくれるとこと…俺のことを好きでいてくれるとこ。…って、恥ずいからっ///」
潤「…そ、なんだ。…い、いやー俺まで照れるわ。」
潤は、そういうと顔を手で覆った。
翔「自分から聞いたくせに、なんだよ〜!」
…そういえば、初めて考えたかも。
雅紀の好きなところ。
翔「…てかさー潤は好きな人いねーの?」
潤「お、俺⁈」
自分に振られると思っていなかったようで、困惑した顔を俺に向けた。
…聞いちゃダメだったかな?
翔「いや、言いたくなけりゃいいんだけどさ。」
潤「…い、いるよ。…でも…どれだけ想ってても、手が届かない人なんだ…」
翔「わかんないよ、そんなの!」
潤「わかるよ…」
そう消え入りそうな声で呟いた潤があまりにも切なそうに笑うからそれ以上何も言えなかった。
俺まで胸がきゅーとなって苦しかった。
…潤にはそんな顔して欲しくないよ…
やっぱり、幸せになってほしいから。
潤「…あ、ニノ駐車場に着いたみたい。」
翔「お、じゃあ駐車場行くか!俺もだから。」
立ち上がり、エレベーターで地下の駐車場に向かった。
駐車場に着くと、すぐ近くに、にのの車が止まっていた。
近づくと、にのは車の窓を開けて、そこから顔を覗かせた。
和「あ、翔さんも一緒だったんですね」
翔「そう、ちょうど仕事もなかったから。」
和「そうだったんですね?…あ、潤乗りなよ。」
俺の後ろにいた潤にそう、声をかけた。
…ん?
にのって、潤なんて呼んでたっけ?
潤「…あ、う、うん。」
そう言って、潤は反対側にまわり、助手席に乗り込んだ。
…潤の態度も、いつもと違う気がする。
翔「…じゃあまたね!気をつけて。」
和「はーい。翔さんも!」
そう言って、にのは手を振って、車を発進させた。
…帰るか。
自分の車に向かい、乗り込んでエンジンをつけた。
…なぜだか、2人を見てもやもやした。
それを掻き消すように、車を少し乱暴に発進させた。