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俺のポ⚪︎キー あなたのポ⚪︎キー

第2章 ポ⚪︎キーゲームしよ?

今日は11月10日。


明日は部活が午前中だけである土曜日ということもあり、うちには愛しの恋人(…)の桜木が俺の家に泊りに来ていた。

週末は、練習試合などが無い限りいつも一緒に過ごすと約束しているので、今週の2日間も一緒に過ごすことができる。

しかも、明日はあのポ⚪︎キーの日。記念日などをわりとチェックしている桜木なら、喜ぶはずだろうと思い、今現在、俺は色々計画を立てているところだ。

もうすぐ桜木が風呂から出てくるから準備を始めようか。

これからのことを考えると頬が緩むのを抑えられない。

ってかヤベーな…勃ちそう(…笑)。

こんなとこ見られたらまずいな…こーいう時の桜木の危機察知能力の高さは半端ねえからな…。

ま、キスに弱いからキスしちゃえばこっちのもんだけど。

まずは…チョコを湯煎しなくちゃな。待ってろよ、桜木。楽しくて忘れられないポ⚪︎キーゲームにしてやるから。


台所に立ち、桜木に買ってあげたけど、あまり使われていないピンクのヒラヒラエプロンをして、ニヤニヤしながらチョコを砕く仙道は変態そのものであった。

おそらくこの場に花道がいたら、逃げ出していたであろう。

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