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俺のポ⚪︎キー あなたのポ⚪︎キー

第2章 ポ⚪︎キーゲームしよ?

その頃花道は、湯船に浸かって鼻歌を歌っていた。

少し寒気がした花道は、ドアの方を確認し、誰もいないことを確認してから湯船に顔の半分まで浸かってぶくぶくと泡を吐き出した。

なんかすげー嫌な予感っていうか、寒気がすんだよな…風呂入ってんのにおかしいよな…。

確実にセンドーが何か企んでるとしか思えん。


花道、大正解である。


「明日はポ⚪︎キーの日だからってミッチーとリョーちんにポ⚪︎キーもらったけど、どうすっかな…ってかポ⚪︎キーゲームってどうやんだろ…」

純な花道はポ⚪︎キーゲームを知らなかった。そのことを知らない先輩2人は、彼がまだ晴子を好きだと思っており、ポ⚪︎キーゲームでアプローチをと背中を押してくれたのだが…。

これが花道にポ⚪︎キーゲームを誤認識させる結果となるのだが、それはもう少し先のお話。

考えてても仕方ない、ということで、花道はポ⚪︎キーゲームをしようと仙道に言うことを決心してシャワーを浴びて風呂を出た。


この時の花道はまだ知らなかった。

この後、ポ⚪︎キーゲームという名のトラウマを刻みつけられることになろうとは。


そして、しばらく大好きなポ⚪︎キーが食べられなくなるとは。

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