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男の娘をプロデュース!?

第4章 モデルと言う名の着せ替え人形

「私たちが描いてるのはBLなの。黙っててごめん」

「い、いやっ……謝ってもらうほどのことでは……ただちょっと驚いただけで」

その言葉に嘘はないんだろう。

早乙女君の目には軽蔑やら嫌悪感は感じられない。

腐女子というだけで蔑むような人間ではなかった。

「たださ……何て言うか……お、男の子同士なのになんで片一方が女の子の格好するのかなって……」

「男の娘だから」

「はい?」

当たり前のことを告げるみぃこの口調に早乙女君は『?』で一杯の顔をする。

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