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隣の家の子犬さん

第7章 運命を変えて

雅紀「二宮君…?」

俺はしばらくして声をかけてみたが返事はなし。

ゆっくり起き上がって二宮君が顔を隠していた手を外した。

和也「んぅ…」

疲れたのか寝ていた。

目には涙が溜まっていた。

俺は起こさないようにベットに運んだ。

ベットに降ろして布団を掛ける。

和也「まさ…き…」

一瞬ビックリした…

寝言か…

すると、

和也「雅紀…」

俺は振り返る。

雅紀「あっ、二宮君…大丈夫?」

和也「うん…雅紀も寝て…?」

俺は二宮君の隣にお邪魔する。

するとギュッと二宮君は俺に抱きついた。

雅紀「二宮君…あの…」

何が彼を苦しめたのだろう…

前にお付き合いしていた人…?

それともストーカーをされて無理矢理とか…?

和也「あの…ね…」

二宮君が話し始めた…

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