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僕と娘の話

第7章 僕の過ちの話

「…何で、お兄さんが私の……触って…」

反射的に手を離し
俺はソファから立ち上がった

「…あ、、ごめ…本当に…」

何も言うことが出来ず
俺はただただ立ち尽くしている



沈黙を先に破ったのは
里生ちゃんだった




「…お兄さん…ゲイじゃないんですか…?」






「え…何で知ってるの…?」



はっ!!
言ってから気づく


口が滑った



前にもこんなことなかったっけ…?

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