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僕と娘の話

第14章 僕と娘の初めての話

俺は里生ちゃんの唇にもう一度キスをする
里生ちゃんの手は俺の肩を掴み
力が入る
そのぎこちなさも可愛くて俺は
唇の隙間から舌を入れた

「…んっ…ふぅ…」
里生ちゃんは舌に驚いて声を漏らしたが
音をたてながら舌を絡めようとすると

なかなか上手く舌を絡めてはくれない

「んっん…んん…」
声が上がるばかりで里生ちゃんは
苦しい表情をした

俺は唇を離し問いかける


「里生ちゃん…キスしたことあるよね?」

里生ちゃんはこくりと頷く

「でも…し、舌のキスはしたことない」


…ん?え?
ええええええええええええええっ!!
だってあの順って男が
俺が初めての…って


「も、もしかして…キスは順くんと初めてしたってこと…かな?」

またこくりと頷く


あのクソ男!!!
ハッタリかましやがって!!!

でも里生ちゃんは何だか、まだ言いたいことがあるようだった

「何か、隠してることがあるの?
怒ったりなんかしないから…言ってごらん?」
優しい問いかけに目を潤ませながら答える


「…昔…キスさてれ…それで……身体を触られて……順くんにされた時すごく怖くて…
でも…お兄さんにされたのは嫌じゃなかった

だから…もっともっと触って欲しい…」



潤んだ瞳で俺を見る

もう我慢は出来ない
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