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僕と娘の話

第8章 知っている


「ご名答だよ。俺はゲイだし。

気持ち悪いと思ってもらっていいけど…
一時期、君のお父さんとも性的関係にあった」

里生ちゃんは
やっぱりと言う表情をして
笑った

「昔から、ピアノの先生も…家庭教師の先生も
近所のお兄さんだって…
優しい良い人はみんな、お父さんの物だったから…」


それは…俺も良い人だと言ってくれているのかな…?



「だから!!お兄さんが私の胸触ってるって思ったら驚いちゃって…本当はゲイじゃないのか…って」


里生ちゃんの激白で重大事件を忘れていた!!


「それは、本当はごめん
俺は確かにゲイだし…女に興味はない…
でも…さっきは里生ちゃんに触りたくてたまらなかったんだ…

不思議なくらい触らずにはいられなかった」





そう言うと何故か里生ちゃんは目を細めて
初めて見るほど穏やかな顔で笑って

「いいえ、それなら良いんです」

と言った

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