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齧りかけの林檎

第20章 ● 君と初めて ♀side




濡れていることを確認するように

割れ目を何度も往復する指。




そのたびに声が漏れてしまう。




「あっ・・・んんッ、やっ・・!」









くちゅっ。

粘りけのある水音が聞こえると

先程まで割れ目をなぞっていた指が

花弁を掻き分け、差し込まれた。




「あぁあぁっッ・・・ぃった・・・」





すぐに指が抜かれ、また割れ目をなぞられる。




「もっと濡らさないと、キツいかも」




そう言うと、歩くんの顔がどんどん下りていく。





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