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齧りかけの林檎

第3章 ● 待つ君の ♀side




体のほこりを払いメイクを少しだけ直して、急いで会社を出た。



明日頼むな、と課長に言われた。




「はい、お疲れ様でした。お先に失礼します。」








みんな一緒に出たものだから、エレベーターがすごく混んでいた。



明日一緒に出社になってしまった後輩は、この後飲みに行くようだった。



土曜だからって遅刻しないでね、明日よろしくね、とその後輩に声をかけ会社を出る。









【第3章 待つ君の ♀side END】

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