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齧りかけの林檎

第3章 ● 待つ君の ♀side





19:21









「終わったーーー!!!」








明日出荷するための用意は出来た。

思ったよりも早く終わったことに驚いたが、みんなそれほど必死にやっていたのだろう。



明日は本当なら会社は休みだ。



でも出荷のせいで、課長とわたしと後輩1人は出勤になってしまった。



でも出荷だけだから、午前中には終わって帰れるであろう。








貴重なお休みを邪魔されたような気になったが、

そんなことより今は

あの男子高校生が待っているかもしれないということが、すごく心配だった。




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