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齧りかけの林檎

第4章 ● 待つ君の ♂side




17:30




もう来る頃だろうか。








緊張もピークに達している。








待っている間にやろうと思っていた宿題も、全く手につかない。




授業中に描いた彼女の絵を

いつの間にか、指でなぞっていた。








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