
ドラクエらんど
第19章 ビッツの館 (後編)
「おい、見ろよ。ありゃなんだ」
昭玄さんが上の方を見て驚いていたから、僕も洋館の上の方を見た。
なんだかコウモリのような…いや、コウモリよりもでかい。というより人?が、月をバックに上空に佇んでいる。
とても絵になる……じゃなくて!
「魔物…?」
「さっきのやつか? とりあえず見つからないように館の中に入ろう」
僕たちは物音を立てずに、なるべく身を低くして門から館の玄関に移動した。
扉には鍵はかかってない。
「あれ…」
扉を開くと、廊下に明かりがついていた。
そしてボロい服を着ている男たちが槍やら剣やらをそれぞれ手に持っていて、僕たちを睨んでいた。
「…なんかヤバい感じ?」
男たちは無言で僕たちに近づいてくる。
「やっぱ正面から入るのはまずかったか…」
昭玄さんが輪っかのついた金色の棒を持って構える。
僕は後退り、昭玄さんの背中に隠れた。
「しゃあねぇ……あれをやるか」
昭玄さんは金色の棒を僕に渡すと、自分の懐をゴソゴソと探った。
そして男たちとの距離が十分縮まった時、バッと何かを懐から出した。
それは赤色のハンカチだった。
赤色のハンカチを左右に揺らし、角をつまみ両手で持つ。
なにげに小指立ってますw
昭玄さんが上の方を見て驚いていたから、僕も洋館の上の方を見た。
なんだかコウモリのような…いや、コウモリよりもでかい。というより人?が、月をバックに上空に佇んでいる。
とても絵になる……じゃなくて!
「魔物…?」
「さっきのやつか? とりあえず見つからないように館の中に入ろう」
僕たちは物音を立てずに、なるべく身を低くして門から館の玄関に移動した。
扉には鍵はかかってない。
「あれ…」
扉を開くと、廊下に明かりがついていた。
そしてボロい服を着ている男たちが槍やら剣やらをそれぞれ手に持っていて、僕たちを睨んでいた。
「…なんかヤバい感じ?」
男たちは無言で僕たちに近づいてくる。
「やっぱ正面から入るのはまずかったか…」
昭玄さんが輪っかのついた金色の棒を持って構える。
僕は後退り、昭玄さんの背中に隠れた。
「しゃあねぇ……あれをやるか」
昭玄さんは金色の棒を僕に渡すと、自分の懐をゴソゴソと探った。
そして男たちとの距離が十分縮まった時、バッと何かを懐から出した。
それは赤色のハンカチだった。
赤色のハンカチを左右に揺らし、角をつまみ両手で持つ。
なにげに小指立ってますw
