
ドラクエらんど
第19章 ビッツの館 (後編)
次の瞬間、赤色のハンカチが赤色のスティックに変わった。
オオオッ…!と男たちから歓声があがる。
つまりこれは昭玄さんのスキル、「マジックを披露する」が発動されたのだ。
昭玄さんはまたも懐から、今度は黄色いハンカチを取り出す。
そして赤色のスティックを黄色いハンカチで擦ると……スティックの色が黄色になった!
男たちは昭玄さんのマジックに釘付けになった。
「すごい! 昭玄さんのマジックすごい!」
そして僕も夢中になっていたwww
昭玄さんは顎をクイッと動かして、僕に『今のうちに行け』と合図をする。
残念だ、もっと見ていたかったのに…。
僕は昭玄さんの金色の棒を持って、そろりと男たちの群れから抜け出した。
チラッと振り返ると、昭玄さんは今度はスティックを花に変えていた。
あとでマジック披露してもらおう…。
そう思いながら廊下を走っていると、最初にYUIさんに案内された部屋を見つけた。
そっと扉を開くと、そこには見たことのある男がソファーに座っていた。
ダボッとしたパーカーのフードを被り、顔がよく見えない男…
「……は? れんじ?」
「……アキラ?」
オオオッ…!と男たちから歓声があがる。
つまりこれは昭玄さんのスキル、「マジックを披露する」が発動されたのだ。
昭玄さんはまたも懐から、今度は黄色いハンカチを取り出す。
そして赤色のスティックを黄色いハンカチで擦ると……スティックの色が黄色になった!
男たちは昭玄さんのマジックに釘付けになった。
「すごい! 昭玄さんのマジックすごい!」
そして僕も夢中になっていたwww
昭玄さんは顎をクイッと動かして、僕に『今のうちに行け』と合図をする。
残念だ、もっと見ていたかったのに…。
僕は昭玄さんの金色の棒を持って、そろりと男たちの群れから抜け出した。
チラッと振り返ると、昭玄さんは今度はスティックを花に変えていた。
あとでマジック披露してもらおう…。
そう思いながら廊下を走っていると、最初にYUIさんに案内された部屋を見つけた。
そっと扉を開くと、そこには見たことのある男がソファーに座っていた。
ダボッとしたパーカーのフードを被り、顔がよく見えない男…
「……は? れんじ?」
「……アキラ?」
