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ドラクエらんど

第4章 大自然で…

「大自然の中でするのも気持ちいいかも…」

「バカッ!//」



あの強気なまあやさんが、こんな顔するなんて…。
男として見られてないからこその僕の特権だ。



「ん~じゃあ、あの太い木の裏はどうですか? 木を背にすれば後ろから襲われることはないし、魔物が来たらすぐ察知できる。僕らは少し離れた場所にいるから」

「わ、わかったわ……でも絶対こっち見ちゃだめだからね!」



見ませんよ、絶対に。
見たら僕のムスコが大変なことになるからwww



まあやさんが太い木に向かって歩き出した後、僕は月影に向かって手でトイレマークを示した。



月影はコクッと頷いた。



こういう時、女子は大変だよなぁ…
そう思ってると、側にいたはずの月影がいない。



「ばっ…なんでついてくんだよ!!」



月影は頭の上に『?』というマークをつけて、僕の方に振り返った。



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