ドラクエらんど
第22章 星見の塔 (後編)
「だけどさっきので力使い果たしたから、どこかで一泊しよ~。お腹もペコペコ~」
天音殿はヘナヘナとその場に座り込みました。
どうやらドラゴンに変身するとかなりの体力を消耗するみたいです。
「じゃあ情報も兼ねて、とりあえず宿屋を探しましょう」
あっしらはスマホで周辺の地図を確認しました。
どうやらここから南の方に町があるみたいです。
「そこで情報を集めましょう」
「待ってください、イステリア城は…ひなたさんはどうするんですか?」
ヒイラギ殿が不安な表情を浮かべながら言いました。
「今、私たちがイステリア城に戻ったら確実に魔物に襲われるわ。でも城の中なら安全よ。きっとレインさんが一匹たりとも魔物を城の中に入れさせやしないから。それに私たちの仲間もいるしね。それとひなたくんは昭玄さんが必ず連れて戻ってくるから大丈夫よ」
はっきりと言い切るつくし殿の言葉に、ヒイラギ殿は少し安心したようです。
「あとみんなとすれ違いにならないために、掲示板にメッセージを書いておくわよ」
「掲示板? なんですか、それは」
「あら、気づいてなかったの、やんす。最近掲示板が出来たのよ」
スマホを見てみると、確かにマイページに掲示板という項目ができていました。そこをクリックすると、いくつかスレがありました。
その中に『つくしチーム』というタイトルのスレがあり、つくし殿のアバターも表示されていました。
「あとはみんながこれに気づいてくれればいいんだけど…」
確かに見てみると知り合いの書き込みはまだありませんね。でもこれだけ他のプレイヤーさんたちがいるってことですよね…。
天音殿はヘナヘナとその場に座り込みました。
どうやらドラゴンに変身するとかなりの体力を消耗するみたいです。
「じゃあ情報も兼ねて、とりあえず宿屋を探しましょう」
あっしらはスマホで周辺の地図を確認しました。
どうやらここから南の方に町があるみたいです。
「そこで情報を集めましょう」
「待ってください、イステリア城は…ひなたさんはどうするんですか?」
ヒイラギ殿が不安な表情を浮かべながら言いました。
「今、私たちがイステリア城に戻ったら確実に魔物に襲われるわ。でも城の中なら安全よ。きっとレインさんが一匹たりとも魔物を城の中に入れさせやしないから。それに私たちの仲間もいるしね。それとひなたくんは昭玄さんが必ず連れて戻ってくるから大丈夫よ」
はっきりと言い切るつくし殿の言葉に、ヒイラギ殿は少し安心したようです。
「あとみんなとすれ違いにならないために、掲示板にメッセージを書いておくわよ」
「掲示板? なんですか、それは」
「あら、気づいてなかったの、やんす。最近掲示板が出来たのよ」
スマホを見てみると、確かにマイページに掲示板という項目ができていました。そこをクリックすると、いくつかスレがありました。
その中に『つくしチーム』というタイトルのスレがあり、つくし殿のアバターも表示されていました。
「あとはみんながこれに気づいてくれればいいんだけど…」
確かに見てみると知り合いの書き込みはまだありませんね。でもこれだけ他のプレイヤーさんたちがいるってことですよね…。