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ドラクエらんど

第25章 ミッドガル

入り口から出迎えてくれたのは兵器開発部門の統括、スカーレットのホログラムだった。


「うひょー! スカーレット様じゃん! 本物じゃないけど、いい乳してるじゃねぇか!」


スカーレットのホログラムに兵士たちが群がる。



「……」


確かにいい乳してる。


胸の谷間がガバッと開いたドレスを着ているから、どうしてもそこに目がいってしまう。



「知ってるか? スカーレット様はミッドガルで一番の美女なんだぜ!」

「ああ、いいよな。俺あのヒールでスカーレット様に踏まれたいよ~」

「ばっかお前、ソルジャークラスにならねぇと、近づくことさえもできねぇだろ」

「よし、俺がんばる! ソルジャーになれるようにがんばる!」



そりゃ不純な動機すぎるだろ。



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