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クソオタクはクソビッチには勝てなかった。

第1章 出逢い

「ところでさ、九重。お前その髪型めっちゃかっこいいな。どうやってやるんだ?」









いきなり呼び捨てかよ。















「あ、えっと、雑誌みていつもしてるから…。」













はい。いつもじゃありません。最近始めた髪型です。














「お前器用だなぁ〜。今度俺にも教えてくれよな!」















「お、おう!全然いいぜ!」















「ありがとー!あ、お前この辺のやつじゃないんだよな?ってことはこの辺知らないよな?」













「うん、まあ。」














「だったら今日の帰り一緒に遊ぼうぜ!!!」















え、何。高校生ってこんなにフレンドリーなの。
















「いい、ぜ?」














「あざお〜。じゃあLINE交換しよーぜ〜。」














こうして俺、九重 八尋は高校生になって始めての友達ができた。

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