秘密の兄妹
第2章 兄が男に変わるとき
「紫織…春樹が紫織に教えようとしていること、これから全部俺が教えてあげるよ……。」
「えっ?」
紫織はきょとんとした顔をして俺を見つめて口を開く。
「でも、今日お兄ちゃんに教えてもらっちゃったら、日曜日に武部さんに会う意味なくなっちゃわない?」
「それに、武部さんが私にどんなこと教えて楽しませてくれるつもりなのかお兄ちゃんは知っているの?」
俺は紫織に優しく笑いかけて答える。
「ああ、春樹は俺の親友だからな。親友がすることは大体は分かるよ。」
「それに、今日は久しぶりに兄妹仲良くしたい気分だし。俺が春樹より先に紫織に教えて楽しませてあげたいんだ。紫織の喜ぶ顔見たい。」
兄妹仲良くしたい、
紫織の喜ぶ顔見たい、
この言葉を使えば、紫織が嬉しそうにすることは目に見えていた。
俺の思惑どおり、紫織は幸せそうに微笑んだ。
「何か、今日のお兄ちゃん優しいね。毎日こうならいいのに!」
「まあ…今日は特別。」
そう言って、俺は紫織部屋を見渡した。
…女の子らしくて可愛い部屋なんだけど……やっぱり俺の部屋でする方がいいか……。
俺はまだ制服のままだし。まあ、一応用意しておかなきゃならないものもあるしな……。
「紫織、ちょっと着替えるから5分後に俺の部屋に来てくれる?そのあとゆっくり話でもしよう。」
「うん、分かった!」
紫織は無邪気な顔で笑い、弾んだ声で返事をする。
……その無邪気さも罪だな……。
俺は紫織の部屋を出ると、隣の自分の部屋に戻って、制服からラフな部屋着に着替えた。
ベットの頭にある台にティッシュペーパーを乗せて、その下にコンドームを忍ばせた。
……これも必要かな……
制服を掛けてあるハンガーからネクタイを引っ張り、ティッシュペーパーの横に置く。
俺はもう紫織とヤルことしか頭になかった。
妹を襲う罪悪感なんて微塵もなかった。むしろ、今まで耐えていた自分を褒めてやりたい気分だった。
トントン!
「お兄ちゃん、入っていい?」
……来たか……
俺は部屋のドアを開ける。
「お兄ちゃん!」
あどけない顔で俺を見上げる紫織。
…その顔、これから【女】の顔に変えてやる……。
「えっ?」
紫織はきょとんとした顔をして俺を見つめて口を開く。
「でも、今日お兄ちゃんに教えてもらっちゃったら、日曜日に武部さんに会う意味なくなっちゃわない?」
「それに、武部さんが私にどんなこと教えて楽しませてくれるつもりなのかお兄ちゃんは知っているの?」
俺は紫織に優しく笑いかけて答える。
「ああ、春樹は俺の親友だからな。親友がすることは大体は分かるよ。」
「それに、今日は久しぶりに兄妹仲良くしたい気分だし。俺が春樹より先に紫織に教えて楽しませてあげたいんだ。紫織の喜ぶ顔見たい。」
兄妹仲良くしたい、
紫織の喜ぶ顔見たい、
この言葉を使えば、紫織が嬉しそうにすることは目に見えていた。
俺の思惑どおり、紫織は幸せそうに微笑んだ。
「何か、今日のお兄ちゃん優しいね。毎日こうならいいのに!」
「まあ…今日は特別。」
そう言って、俺は紫織部屋を見渡した。
…女の子らしくて可愛い部屋なんだけど……やっぱり俺の部屋でする方がいいか……。
俺はまだ制服のままだし。まあ、一応用意しておかなきゃならないものもあるしな……。
「紫織、ちょっと着替えるから5分後に俺の部屋に来てくれる?そのあとゆっくり話でもしよう。」
「うん、分かった!」
紫織は無邪気な顔で笑い、弾んだ声で返事をする。
……その無邪気さも罪だな……。
俺は紫織の部屋を出ると、隣の自分の部屋に戻って、制服からラフな部屋着に着替えた。
ベットの頭にある台にティッシュペーパーを乗せて、その下にコンドームを忍ばせた。
……これも必要かな……
制服を掛けてあるハンガーからネクタイを引っ張り、ティッシュペーパーの横に置く。
俺はもう紫織とヤルことしか頭になかった。
妹を襲う罪悪感なんて微塵もなかった。むしろ、今まで耐えていた自分を褒めてやりたい気分だった。
トントン!
「お兄ちゃん、入っていい?」
……来たか……
俺は部屋のドアを開ける。
「お兄ちゃん!」
あどけない顔で俺を見上げる紫織。
…その顔、これから【女】の顔に変えてやる……。