秘密の兄妹
第2章 兄が男に変わるとき
「…紫織の身体の成長具合どうなってるか見せて。」
寝巻きのスカートの裾に手を伸ばすと、紫織は渾身の力を込めて暴れだす。
俺は顔色を変えずに紫織を押さえつけて、紫織の両手を紫織の頭上でひとつにまとめる。
「やっぱり必要かな…」
俺はベットの頭に置いておいたネクタイで、紫織の両手を縛り上げた。
「…!!!!」
「押さえつけながらだと面倒だから。」
紫織に笑いかけて紫織の頬を撫でる。
「…お兄…ちゃん……お願いっ…やめて……」
必死に懇願する紫織。
その姿を見て、俺は目を細める。
「……本当に可愛いな……うちの紫織ちゃんは……。可愛すぎて困らせたくなっちゃうよ。」
俺は紫織の寝巻きのスカートの裾を掴んで一気に上までたくしあげる。
「…いやっ!!」
身体が全部丸見えになり、大事な部分だけが可愛い下着で隠れている。
「……胸、想像してたよりも成長してる……」
ブラジャーを上にずらすと、ぷるんとした胸が露になった。
「…やだっ!!見ないでっ!!」
「……ここの蕾、可愛いね。」
指で紫織の片方の胸の蕾に触れる。
紫織の身体がビクっとなる。