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Method of the smile*:。✡

第1章 Step 1

ライブ当日…

2時間も悩んだ末に買ったのは、トレーナーとスキニーパンツ!
双子コーデで、栞はスカート版.*・゚
栞ったら、大野くん担当だからって全身青!
私は担当がいないから、色選びに時間かかりすぎて…
結局、上は無難な白、下は柄つきにした。

会場
席はまぁまぁのスタンドの前から5列目
栞「はー、来たっ!って感じ…」
曄「本当。来れるって思わなかったー!
え、ちょっと栞。まだ出てないのに泣かないでよ!笑」
栞「だってぇぇえ」

始まってもないのに、涙流す栞
もらい泣きしちゃいそう←

曄「あ!暗くなってきた、始まるよ栞!!!」

それから夢のような時間が過ぎ…

栞「あー、もうやばかったー(;_;)
皆カッコ良すぎて…」
曄「きらきらしてたね、夢見てたみたい。」
栞「だって!!!大野くんはしてもらえなかっ
たけど、相葉ちゃんファンサしてくれたよね!」
曄「あれは、びっくりしたね、本当。
近くなくても見てくれてるんだね。」

5人は会場全てに目が行き届いてて、
楽しもう、楽しませようという思いが
すごく伝わってきた。
今日行けてよかった、また行きたいって
来た人みんなそう思うはず!

栞「もー、そろそろ電車乗ろうか。」
曄「あ、そうだね。出よっか!」

そう言って、会場を出た。

栞「電車くるよー!」
曄「はーい!待ってー!」

改札で定期を出そうと、ポッケに手を入れた。

曄「えっ?!」
栞「なになに、どーしたの?」
曄「定期がない…?」
栞「えーーー!もう電車来ちゃうよ!
曄、どーする?探す?」
曄「うーーーー、もういいや!
どうせ、明後日から月変わるし。
切符買ってくる!」

あーー、最悪だ。
定期はいいんだけど、定期入れてた学生証も一緒に落としたみたい…
また発行してもらわなきゃ。

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