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恋と一緒に想うまで…

第9章 怖くないよ…

雅紀「さっき…和のクラスに行ったら話してるところ見ちゃって…それでもう無理だって聞いちゃったから…」

和也「雅紀…」

雅紀「ごめんなさい…うまく付き合えなくて…ごめんなさい…」

俺は泣きながら謝った。

和は俺を抱きしめてくれた。

和也「誤解してる。あれは、付き合えないじゃなくてまだやってないだろ?俺たち。」

雅紀「へっ…?」

すると和は耳元で、

和也「まだ雅紀の初めてもらってないじゃん。」

耳元で言われ体が跳ねる…

和也「それでもう我慢できないって意味で言ったんだよ。もう無理矢理押し倒してやってやろうかって考えてたんだから。」

すると和は俺の頬に手を添えた。

和也「俺は雅紀が好きだよ。雅紀がしたくないならそれでもいい。だけど、別れたいとか思わないでよ。」

雅紀「和…」

俺はギュッと和には抱きついた。

雅紀「好き…和…」

もやもやだった気持ちが一気になくなったよ…

和也「雅紀。」

体を離されると目が合う…

綺麗な瞳で俺を見つめていた…

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