テキストサイズ

恋と一緒に想うまで…

第9章 怖くないよ…

「それはないわ〜…お前もよく我慢できるよな?」

和也「う〜ん…まあ…もう無理かも…」

無理…か…

やっぱり俺と和は付き合っちゃダメだったんだ…

俺は静かに教室を離れて家に帰った。

雅紀「ただいま…」

家に入り玄関の段差のところに座った。

今日は家で一人で留守番…

雅紀「ヒック…うぅ…」

やっぱり付き合うとか無理だったのかな…

雅紀「潤の家に行こうかな…」

すると、

ピンポーン!

チャイムが鳴り直ぐ玄関が開いた。

雅紀「えっ…」

目の前にいるのは和だった。

和也「雅紀。」

なんで和が…?

すると和は中に入り俺と目線を合わせるようにしゃがむ。

和也「なんで先に帰ったの?」

雅紀「それは…」

和の目を見ると俺を心配してくれている瞳をしていた…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ