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恋と一緒に想うまで…

第11章 悪女の望み

大野先生との面談が終わり俺は帰ることにした。

すると、

「相葉君。」

声がして後ろを振り返ると、

雅紀「えっと…あっ、富樫さん!」

奈々美「今から帰りなの?」

雅紀「うん。富樫さんも?」

奈々美「そうだよ。よかったら一緒に帰らない?」

雅紀「いいよ。」

俺は普通にOKした。

奈々美「受験生って大変だよね…」

雅紀「でも、夢に向かって頑張っていきたいよ。」

奈々美「すごいね。そういうとこかっこいいよ。」

雅紀「あ…ありがとう。」

なんだろうな…富樫さん…

まあ、友達だからね…?

奈々美「相葉君はさ。」

雅紀「なに?」

奈々美「好きな人とはどうなったの?」

雅紀「えっ…」

奈々美「付き合ってるの?」

これはハッキリ言った方がいいのかな…

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