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恋と一緒に想うまで…

第3章 素直に

保健室に行くと先生は会議でいない。

机を見るとしばらく時間がかかるということだった。

俺はベットを借りて横になった。

雅紀「うぅ…ヒック…」

さっきのこととか思い出す…

「彼奴、1年生にも嫌われてるらしいぜ。」

「なんかうざいよな、相葉。」

「お前みたいな奴、大っ嫌い。」

雅紀「ヒック…うぅ…」

俺…自分が思ってるより嫌われてるんだ…

仲の良い友達で…大好きなんて思ってたのに…

俺は誰もいない保健室で泣いていた。

授業始まりのチャイムが鳴ったが俺は休むことにした。

目をこすっても涙は止まらない…

すると、

シャァ!

閉めていたカーテンが開かれ、

「お前…」

見ると1年のあの子だ…

雅紀「あっ…えっと…」

俺は言葉が出てこなかった…

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