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恋と一緒に想うまで…

第5章 急接近

和也sid

相葉を家まで送った。

相葉の家は山風町。

俺の家は嵐山町。

まるっきり逆方向だ。

でもなぜかほっとけなくて家まで送ってやった。

なんでこいつは俺なんかに笑顔を向けてくれるんだろう。

でも…あの笑顔…

「和也!ずっと一緒だよ!」

和也「まさか…」

思い出した気がする…

でも…そんなことはない…

彼奴の名前は相葉雅紀…

小さかった頃近所で仲よかった子の名前…

確か…

和也「雅紀…」

もうしかしたら彼奴が…?

なんか胸がざわめく…

和也「どうしたんだよ…俺…」

頭がゴチャゴチャだよ…

「二宮君!ありがとう!」

彼奴の笑顔が忘れられない…

この胸のざわめきは…

一体何なのだろう…

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